40代をすぎた頃、整理収納アドバイザー2級の資格を取得しました。
整理収納アドバイザーについて
整理整頓が元々好きでしたので、そのメソッドをしっかりと勉強してみたいと思ったのがきっかけでした。
- 片付かない原因や問題点を見つけ出す
- モノとの関わり方を見直す
- 「散らかりづらく・片づけやすい」空間をつくる
- 快適で機能的な環境づくりのアドバイスを行う
整理収納の理論はもちろん納得できるものばかり。
今まで自分がやってきた事の答え合わせをしているかの様な時間がとても有意義でしたので、
その流れでプロとして活躍もできる1級資格の研修も受講しました。
ただ、その研修受講中に何となく違和感を感じるようになっていきました、、、
理想とする暮らし
違和感の正体は何だろうと自分なりに考えてみました、、、
多分私は、物を管理して的確に収納するよりも、物を最小限まで減らして収納の必要性がない空間が好きだった様です!
ちょうど、シンデレラフィット収納術の人気が出てきた頃でした。
シンデレラフィットした収納術は、確かに見た目も本当に綺麗で、色も形もピッタリ揃えば満足度MAXです!
それでも私は、クローゼットや押し入れの扉を開けた時、お店や美術館のディスプレイの様に、たっぷりと余白のある収納が美しいと思ってしまうのです!!
資格取得へのチャレンジは途中で頓挫し、1級取得は実現しませんでしたが、自分が理想とする暮らし方が明白になるきっかけとなりました。
そもそも、整理収納をアドバイスしなければならない立場の人間が、収納嫌いだなんてお仕事にならないですよね💦
それからは暇さえあれば家中の物を見直し、必要性を感じない物を手放していきました。
(何をどのように手放して行ったかも、後ほどblogでご紹介する予定です、、、)
物を減らすルール
物の適正量は人それぞれかと思いますが、少ない物で生活する事が出来れば、整理収納することに頭を悩ませる事もないですし、収納する為のケースやスペースも必要ではなくなります。
どんなに収納上手になったとしても、やはり物を収納してしまうと目に付きにくくなってしまうので、管理自体が大変です。
収納は物を仕舞い込んでしまうのですから当たり前ですよね、、、
物を増やさない為に私が決めたルールはこちら↓↓
- 日用品のストックは一つまで
- 防災用品(食料備蓄品)はローリングストック
- 収納ケース類は追加購入しない(大小関わらず)
- 衣類はワンインワンアウト
少ない物の量で生活し始めると、何がどこにあるのか把握しやすく、探し物がなくなりました。
(スマホやメガネを部屋の何処かに置き忘れて探し回ることは度々ありますが💦)
日用品もストックの一つを使用し始めたタイミングで同じものを購入するので、無駄買いする事がなくなりましたし、安売りしているからと衝動買いしてしまう事もなくなりました。
食器の数も減らしましたが、代用も可能なので特に不便を感じることはありません。

衣類は1階和室の押し入れに収納しています。
この収納ケースの中に1年分の衣類と下着類が入っていますので、衣替えは必要ありません。
アウターとワンピース、喪服のみ2階のクローゼットにハンガー収納しています。

食器はここに収まる数だけにしています。

玄関前にある備え付けの下駄箱です。
持っている靴はこれだけ。

手の届きにくい上段に靴は置かず、洗車用品やガーデニング用品を置いています。

背の低い下駄箱にはスリッパのみ入れています。
今現在は手放す物もほとんど無くなり、週に2回の燃えるゴミの日ですら、一番小さい容量の指定ゴミ袋が半分ほどしか埋まらず、ゴミは無いかと家中を探し回るほどになりました。
結果として脳のリソースの無駄遣いがなくなり、気持ちにも余裕が生まれました。
ミニマリストにはなれそうもありませんが、シンプルな生活でも気持ちに余裕のある心地良い暮らしは十分可能だと日々実感しています。
シンプルな生活をこれからも続けて、大事な人生の無駄な時間を減らしていきたいと思います。